もしもを考えると老後のお金はいくらあっても足りない

年金の不安がつきまとう

高齢化社会となり、若者が減少し、年金についての不安がどんどん高まっている今、将来年金だけで十分に足りると思っている人というのは一体どのくらいいるのでしょうか。 特に自分の老後が気になり始める中高年の方の殆どの方が自分の老後は年金だけでは足らない、年金は当てにならない、本当に支払ってもらえるかどうかもわからないという危機感を持っています。 そうかと言って貯蓄を増やそうとしても今の生活を維持するだけでも精いっぱい。とてもとても貯金が出来る状態では無い、毎月赤字を出さないようにするだけでも大変と現状にも困っている、悩んでいるという方も大変多いです。 住宅ローンや子供の学費などが重なっている家庭は本当に大変。毎日毎日を必死にやりくりをされている方もいます。 やっとそれから解放されたとしても自分の将来は全く先が見えない。もしも病気になってしまったら‥寝たきりになってしまったら・・もしも天災が起きてしまったらともしもを考えたらお金の不安、年金の不安、不安ばかりが増えて老後のお金はいくらあっても足らなくなってしまいます。 しかし、嫌な妄想ばかりしても疲れるだけ。少しでも将来の不安を減らすためには、年金が足りる、足らないと年金の事ばかり考え、年金ばかりを当てにするのはやめてみてはいかがでしょうか。 それよりも今自分の年齢で将来に向けて何ができるか、 出来るだけ老後に余裕を持たせたいと思ったら今できることは何なのか、を考えてみましょう。

まず赤字生活は避けて少しでも貯めよう

今の高齢化社会・少子化の情報を聞いただけでも将来年金が安定してもらえる確実性は無いと言えますよね。将来年金に頼ることだけを考えない方が良いでしょう。 また、退職金というのも当てにしてはいけません。年金と退職金があればなんとかなる。これは確実にもらえた場合の話であって、実際に手にするまでは確実性はありません。 テレビやニュースを見てもわかるように様々なトラブルで定年まで働くつもりがトラブルでやめることになった、会社が倒産したなど思わぬ事態となることもあるのです。 当てにしていた老後の資金が当てにならなくなってしまう事もあり得るので、不安に感じている今からできるだけの準備をしておきましょう。 まず、最低限しなくてはならないのが今の生活で赤字を出さない事。 たとえ毎月千円でも良いので貯金が出来るよう、心掛けることです。 少しでもマイナスの生活ではなく、お金が貯められるプラスの生活ができるようにし、プラスになったお金は必ず貯金。老後迄使わないという通帳を作り、年金が足らないという事態となった場合に使えるお金を貯めていきましょう。少額でもコツコツ積めば貯まっていきます。

生活をスリムに、人と生活レベルを比較・合わせる事はやめよう

年金が足りるだろうか…絶対足りないと思う。 今年金を受け取っていない中高年世代の方にとって将来は本当に不安です。 少しでもお金に余裕を持たせたいのであれば思い切って生活の見直ししてみましょう。 友達や人との付き合いで無理をしていませんか? 自分の身丈に合った生活というのがあり、人との生活レベルと比較すること、また自分より生活レベルの高い人との付き合いで無理を感じたらそれに対して合わせる事はやめましょう。 本当に必要な事にお金を掛ける事。 本当に行きたい旅行や食事にお金を使う事は時には必要ですが付き合いで仕方がないというのは上手に断ると精神的にもお財布も楽になります。 買い物をするときには本当に必要な物かどうか、本当に欲しいものかどうかを一度考えてから購入する事。 買ってからの後悔は金銭的にもきついです。 良い意味で無駄を省いた分を少しでも将来に向けて貯金を。 今を楽しむことももちろん大切ですが、将来の自分に向けてのお小遣いも増やすべきです。 そうすれば高齢者となり、年金生活となって急な出費の際にも出せるお金を貯めることが出来ます。

将来投資の甘い言葉に注意!

老後の資金をコツコツ貯めている。 この際沢山増やしたいから投資を…と秘かに考えている方も多いかと思います。 投資というのは勿論うまくいった場合は資産が増えますが、安易に手を出すのは禁物。 世の中にはさも楽にお金が必ず入ってくるかのように失敗は無いように思わせる話を持ち掛けてくる様々な業者・会社が存在します。 投資は成功すれば金額は大きいですが、逆に大きなリスクを背負う可能性があります。 増やすつもりが逆に大きく減り、ますます老後が苦しい生活となる危険があります。 十分に注意して甘い言葉に惑わされない事。 楽にお金が入る話などは全てうそと思ったほうが良いでしょう。 それでも投資をしてみたいという場合は、もし最悪、この金額ならパーになっても大丈夫と言う金額内での投資にしておきましょう。 現役で働いているうちは巻き返し可能ですが、退職後の退職金の投資というのは家族ともよく話し合ってから決めるようにしましょう。 年金が足りるか足りないかでも不安なのに退職金が減ってしまったら…投資は後悔の無い範囲で行うようにしましょう。

将来毎月数万円年金が足らない場合

実際、今無職となって夫婦で年金の収入と実際の支出を計算すると毎月3〜5万円程年金が足らないという計算になっている家庭は多いです。 それが毎月続くとなるとどんどん生活は苦しくなってきます。 しかし、毎月3〜5万円足らないという前提にしておき、その3〜5万円の金額分を補えるよう一日でも早いうちからお金をコツコツと貯めておくと安心。 たとえほんの少しでも毎月赤字を出さず、少しずつ貯蓄をする癖をつけてしまいましょう。 また、老後の不足分を老後になっても自分で稼ぐことが出来る準備もしておくこと。 インターネットでの稼ぐ方法などを調べ、マスターしておき、3〜5万円稼ぐことができるようにしておくと安心です。 現在ではクラウドソーシングやせどり、オークションやネットショップなど様々な方法でネットを使用して自宅に居ながらお金を稼ぐことが出来る時代となっています。 大手のクラウドソーシングであれば手数料がかかりますが、仕事をちゃんとこなせば収入が振り込まれないという事はありません。 オークションやネットショップなどをこなすことが出来れば老後に不要になったものを処分することが出来ますし、自分の手造りのものなども販売することもできます。 また元気な身体を維持しておくという事もとても大切です。 元気で動ける今から生活習慣を見直してできるだけ健康的な生活を送る努力をしましょう。 運動不足であれば老後になると様々な病気の原因となります。適度な運動を心掛け、老後もアクティブに楽しく生活ができるよう準備しておきましょう。 高齢になっても元気であれば、自分の身の周りのことが出来ますし、仕事もすることが出来ます。

お金に頼らない生活方法も知っておく

お金に頼らない生活方法を身につけておくと年金がいざ足らないという状況になった場合でも大いに役立ちます。 野菜の作り方を夫婦で覚えておくと安心。 畑が無くてもプランターや植木鉢などで育てられる野菜もありますし、ちょっとした入れ物があれば家の中で育てることが出来る野菜なども多数あります。 うどん作りやパン作りなどを身につけておけば余暇を楽しみながらお金をあまりかけずに自分で作ることができます。 梅干しづくりや漬物づくり、食べられる山菜なども知っておくと食費を楽しみながら節約することが出来ます。 洋服などもお直しの仕方やリメイク方法を知っておくと老後お金を掛けずに楽しみながらおしゃれが出来ます。 出来るだけ早いうちから将来の自分への準備をしておけば安心。 先先を考えて準備しておけば年金が足りない状況となった場合でも乗り越えられます。


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