
ハローワークが良いの?高齢者の仕事の見つけ方
上手く活用したいハローワーク
60歳を過ぎても65歳を過ぎてもまだまだ元気!高齢化社会となり様々な問題がありますが、その中でも良い事と言えば元気な高齢者が多いこと。健康年齢が高まっていることです。 少子化が進み、雇用に悩みを抱えている企業から今注目を浴び、求められているのが高齢者・シニア世代の雇用です。 これからは年金で悠々自適に暮らせる時代ではなくなってきています。 元気なうちは働きたい。元気でいるためにはお金も必要。 いくつになっても、どうせ働くのであれば求められ、必要とされたところでやりがいをもって働きたいですよね。 働きたい!と決めたら仕事探しです。 高齢者となる60〜65歳以降のシニア世代を求めてくれるところを探すため、また自分が求め、相手からも求められる仕事を見つけるためにはハローワークをはじめとした様々な方法があります。 今回はハローワークをはじめとした高齢者の仕事の見つけ方についてお話していきましょう。
ハローワークは高齢者に良い仕事がみつけられる?
ハローワークとは仕事をしたいとき、働き口を探したいときに行く公的な機関の愛称。 公共職業安定所のことです。 国が運営している職業紹介を行っているところであり、仕事を求めている方と仕事をしてもらう人を探している企業の雇用関係を成立するお手伝いをしてくれます。 求人の紹介だけでなく窓口で様々なお仕事の相談や職業訓練についての相談、さらに履歴書の書き方や面接の仕方などについてもサポートしてもらえます。 しかし、良い事ばかりではなく、様々な問題点も指摘されているのが現状です。 相談窓口での職員の対応が人によっては上から目線であり、利用者の立場になって対応してくれない、求人にブラック企業が多い、空求人と言って本当は採用する予定がないのに求人票を出している企業があり、求人票があっても実際には雇用に結びつかないなど。 さらに高齢者である60歳以上の求人はあっても本当に雇う気持ちがある企業なのかどうかもわからない場合も多く、せっかく苦労をして履歴書を書いて申し込んでも数週間放置された挙句、落とされることもあります。 また、ハローワークの求人票には年齢不問と掲載していながらも高齢者を受けいれる気は全くなく、申し込みがあっても検討せず書類選考で落とすだけという悪質企業も存在します。 勿論、高齢者を募集している企業もありますが、ハローワークの場合の年齢不問というのは形式的な場合が多いと言えます。 また、いざ面接となった時に、ハローワークで掲載されている内容と実際には違う条件を提示し、掲載されていた内容の金額よりも低い、労働時間も長い、それでも良いなら採用と追われるケースも。 仕事が欲しい高齢者の痛いところを突いたような仕事条件や給料の減額など本来はあってならないもの。 高齢者がハローワークを利用する際にはハローワークだけでは本当に自分がやりたい仕事・理想とする内容の仕事がスムーズに見つかるかどうかは確率的には難しいと言えます。 ハローワークだけを利用せず、他の方法も利用して仕事選びをするのが良いでしょう。
ハローワーク以外で高齢者が仕事を見つけるには
出来るだけ早くお仕事がしたい。それなのにハローワークで仕事をいくつも申し込んでも連絡がなかなか来ない、数週間まった挙句落とされてしまうのは困りますよね。 ハローワークでのお仕事探しと共に利用すると良いのが高齢者を対象にした求人サイトです。 パソコンやスマートフォンがあれば様々な求人情報を見ることが出来、わざわざ足を運んで求人を探す手間がありません。 ハローワークと違い、相談窓口の上から目線での対応というのもありません。 わからないことは気軽に問い合わせることが出来ます。 さらに嬉しいことにシニア向けの情報・求人があるサイトというのは1つではありません。 いくつものサイトがあるのでそれぞれを検索し、比較検討してみるのがおすすめです。 自宅で慌てず疲れずに見つけられるのが魅力。 このような民間が運営の求人サイトはお仕事を募集する側も本気度が高く、実際とは違った内容などのトラブルとなった場合は企業の信用にもかかわることであるので細心の注意を払い、求人を出している企業がほとんど。 今の時代は良い口コミが広がるのは徐々になのに、トラブルなどの情報や悪い口コミは企業にとっても致命傷となります。 さらに民間の求人サイトで出されている求人は少しでも早く人員が欲しい場合がほとんど。応募してからの対応も早く、ハローワークのように申し込んでも数日、数週間音沙汰無という事がありません。 まずは優良求人サイトを調べ、仕事がすぐにでも欲しい場合は登録しておきましょう。 シニア向けの求人サイトに登録するとサイトによっては様々なメリットがあります。 自分の希望に合った仕事内容のメールや新着求人メールなどがいち早く確認することが出来るサイトや履歴書を企業ごとにつくらず、求人サイトで複数申し込みをすることが出来るサイトもあります。 またお祝い金キャンペーンなどを行い、無事に求人採用が決まった際にお祝い金がもらえるサイトなどもあります。
コンビニやスーパーなどの張り紙・無料求人雑誌や新聞のチラシ求人なども注目!
コンビニやスーパーなどに行くと地域の張り紙などをよく目にします。ふとよく見ると地域に大切な情報などがあり、思わぬ仕事につながることも。 またコンビニエンスストアなどの無料求人雑誌や新聞広告、地域新聞の求人お知らせなどもこまめにチェックするのがおすすめです。 何気なく見た求人情報が自分の求めていた仕事である場合や、自分に合ったお仕事が見つかる場合があります。 無料でもらえる雑誌などは必要であれば気軽にもらい、どんなお仕事があるかチェックしてみましょう。
友人や知人に相談しておこう
高齢者が再度働くという事は、ハローワークだけではなかなかスムーズに仕事が見つからないことが少なくありません。同じ高齢者で実際に働いている友達や知人がいたら仕事について相談してみるのも良い方法です。 相談をした人が色々な知人を知っていて仕事を紹介してくれる場合もありますし、相談した内容の仕事を何かのきっかけで見つけた場合は声をかけてくれる可能性もあります。 人と人とのつながりは大切。思わぬタイミングで素敵なお仕事に出会えるかもしれません。
ハローワークの他にクラウドソーシングサイトも登録してみる
高齢者が仕事を探すとなるとあまり身体に負担のかからない、短時間でのお仕事を希望している方も多いです。 働く条件が増えると高齢者の場合、ハローワークで見つけるとなるとすんなりいかないケースがあります。 ハローワークで仕事も探しつつ、最近多くの人が利用され、話題となっているクラウドソーシングサイトで仕事を探してみるのもおすすめです。 クラウドソーシングサイトとは自宅で出来る副業をメンバー登録することにより、豊富な数の中から選ぶことが出来ます。 イラストレーターやアンケート、事務作業やライター、ネットショッピングのサポートや登録作業、写真や動画などの加工、シール貼りの内職などありとあらゆるお仕事があります。 自分がやりたい仕事があれば申し込みをし、審査が通れば契約、仕事となり、納品後検収が通れば報酬を得ることが出来ます。 トライアルなどがある場合は最初にトライアルを受けてから本契約となります。 単価はとても安いものから時給で1000円以上のものなど様々。 ただし契約したのにも関わらず締め切りなどが守れないと途中まで作業をしてもお金は一切入らないなど仕事によって様々な決まりがあるので契約前に良く確認することが大切です。 安易に契約すると自分の評価に関わり、その後の仕事の契約が困難となる場合があります。 どのお仕事の場合もやる気があり、最後まできちんとこなせる人が年齢に関わらず必要とされるのです。